貧しいカッパの家づくりブログ~地元工務店で建てる

ごく庶民的なサラリーマンがマンション売却~土地探しからの戸建購入に至るまでの変遷

大手HMでプラン作成 M社

今回はM社について書きます。蔵のある家でお馴染みのM社は、木質パネル工法です。家族に優しい印象のCMからアットホームなイメージを持っていましたが、耐震性能の高さも売りのようです。また、南極基地の建築を手がけているということもPRされ、印象的でした。

さて、予算の関係から大手HMは厳しいとわかっていたわけですが、アットホームなイメージもあり、他の大手HMよりも安いのでは?と勝手に期待してモデルハウスを訪れました。思っていた以上に蔵の種類が多く、色々な使い方が出来ることがわかりました。これまでに住んだことのないタイプの家だったため見ているだけでワクワクしました。

さて、参考に30坪の価格相場を営業マンに尋ねると3000万を軽く超えてしまう口振りでしたので、頭のお皿が乾かないうちに撤退しました。ミッフィーとか使って油断させてんじゃねーよ!wと嫁カッパと二人で反省しました。


そんなわけで全くご縁がないと思っていたM社ですが、土地の検討で頭を悩ませていたとき、43坪で1000万を切る土地がありました。建ぺい率容積率は40-60%ですので延床で25坪の家しか建てられません。これでは無理だなと思ったとき、嫁カッパが「M社なら蔵で5坪くらいない?」と言い出しました。ヒラメキー♪ですね。

簡単に言うと、蔵とは高さが140cmまでの空間のことで、構造的にどこまでも広げることはできないものの、かなりの広さを確保することができます。カッパ家では収納不足を懸念して30坪の家を求めていたため、そのうち5坪が高さ140cmでも問題ないのでは?ということでした。

早速モデルハウスを再訪して営業マンに要望を伝えました。

結果、作っていただいたプランは狙い通り、25坪の家に中二階の蔵をつけて収納を確保してありました。耐震性その他の仕様は全く問題ありません。しかも予算内。

なかなか魅力的なプランだなと思いました。

ただ、土地の狭さ、周辺の土地もせせこましくなっていることを考えると、土地の価値と建物の価値とのアンバランスさが気になり、決めきれませんでした。カッパはM社も保留してもう少し土地を待つことにしました。