今回はカッパの地元工務店A建築について書きます。A建築はSE工法、セルロースファイバー断熱材、を仕様としているため、耐震性、断熱性が高い住宅を作っています。また、珪藻土壁をつかっていて、内装はシンプルで透明感のある印象、外観もスッキリとしたデザインの家が多いようです。

カッパは耐震性重視だったため、大手HM以外の工務店を探すにあたり、耐震性を一番売りにしているところを探しました。その結果、嫁カッパが、A建築を発見し、価格も大手HMより安かったため、事務所に話を聞きに行きました。

始めは資金繰りの話を丁寧にしていただき、次の回では家のイメージパースをつくっていただけました。カッパ家の希望がきちんと盛り込んでありました。

説明もわかりやすく、書籍でもSE工法を調べた結果、カッパは「木造で建てるならこれしかない！」と考えるようになりました（その後さらに色々調べてSE工法でなくとも耐震性を確保できることを学びましたが。）

SE工法は性質の安定した集成材を使い、接合金物で固定する工法です。D社のドリルピンとも似ていますが、詳しく調べると少し違う種類で、S林業の木造がよく似ているなと思っています。

またセルロースファイバーの断熱材を使っているところも、断熱性について考えをもって家づくりをされている印象を受けました。

完成見学会や構造見学会にも行き、気になる点は細かいことを聞いてもきちんと説明してもらえました。

ある土地について検討してもらったときには、隣地の擁壁が盛り土の上にあり危険なのでやめた方がいいと警告してくれました。

こうしたこともあり、カッパとしては、A建築と一緒に土地探しをしていこうとしていました。

しかし、カッパの望む条件の土地はなかなか出てこず、結局、土地の価格帯を上げて、エリアを広げることにしました。

ただ、そうするとA建築で建てると予算オーバーになってしまうため、もう少し安く建てられる工務店を探すことになりました。

その後、A建築には土地探しから考え直すことをお伝えし、別の会社で建てることになったカッパですが、予算に合う土地が見つかっていればA建築にしていたかもしれません。それくらい魅力的な工務店でした。

そのように感じたポイントは、耐震性などもありますが、やはり聞いたことにきちんと答えてくれるということでした。

これは以前にも書きました。

当たり前のことですが、相談の中でのやりとり一つ一つの受け答えが、「その会社で家を建てたいか」という信頼へと繋がっていると思います。