貧しいカッパの家づくりブログ~地元工務店で建てる

ごく庶民的なサラリーマンがマンション売却~土地探しからの戸建購入に至るまでの変遷

火災保険についての感想



前回、感動の引渡しについて書きましたが、時間を遡って、今回は火災保険について書きたいと思います。


家を買うと火災保険に入ります。

タイミングは引渡しに間に合うように加入しておきます。


これは法的な義務ではありませんが、万が一自分の家が火災により損傷・損失したときに、住む家もなく、建て直すお金もなくなって困ってしまうからです。

(家を何軒でも建てられる現金をお持ちの方は別です)


カッパ宅も当然火災保険に入りました。入るに当たっては9社ほどの見積を取り寄せて比較検討しました。

結果的には建築工事をお願いした工務店の紹介先代理店が割安だったのでそこ経由で大手損保に申込みました。


いくつか気づいたことがあるので書いておこうと思います。ちなみにカッパはFPではありませんので、あくまで消費者としての感想になります。


9社見積をとりましたが、「内容金額ともに大きな差はない」と感じました。もちろん数万円の差があったり標準内容が若干充実しているという程度の差はありますが、オプションでつけられる内容はどれもよく似ています。


カッパ宅の立地は、ハザードマップからは水害とは無縁な地域ですが、最近の猛烈な豪雨や台風を考えて、標準的な項目は全部含まれるタイプにしました。

多くの保険会社は保険料節約のために一部の項目がないエコノミープランを用意してくれていますが、それだとちょっと足りないかなと感じました。具体的には一番起こりそうな破損・汚損が抜けることが多く、これを入れるとだいたいは全部コミのプランになりました。

加えて、家財分の保険です。これが結構高いです。まぁ保険会社のいう標準的なプランは家財額を多めにしているのかもしれませんが、さすがにカッパも家中の家財の購入金額を集計する気にはなりませんでしたので、大体で決めました。


さらにオプションとして類焼損害特約をつけました。これは自分の家の火災で周りの家に損害を与えたときの賠償です。

火災保険は自分の家の保険なので、基本的には自分の家の損害しか填補しません。周りの家も普通は火災保険にはいっているので、類焼してもそのお宅の保険でカバーすることが多いと思います。


そして日本には失火責任法があり、重大な過失がなければ類焼損害を火元の人が賠償しなくてもよいことになっています。


ただ、、


もし隣人が火災を起こして、その隣人が翌日謝りにきたとして、その人に我が家が損傷したことを指摘したときに、「いや、日本には明治の世からの失火責任法がありまして、拙者には重過失がないでござる」と言ってきたらどう思うでしょう…


カッパなら類焼範囲をネットの世界に拡げます…


徳の高いカッパはそんなこと隣人に言えないので類焼損害特約に入りました。

また、いま火災保険の契約は10年までの会社が多いです。なので古い住宅は火災保険なんて入ってない(延長していない)というところもあるでしょう。そうなると隣家への賠償ということも現実味を帯びてきます。


いずれにせよ、そもそも火事を出さないようしっかりと火の用心をしないといけませんが。


ところで、火災保険の多くには個人賠償特約というのがあります。家族がうっかり店のもの壊したり、自転車で事故起こしたりしたときの賠償に充てられる保険です。


子カッパは最近自転車がこげるようになり他人様に迷惑をかけるリスクが1つ増えました。

これまでも個人賠償保険には入っていたので、火災保険の特約で附帯させるのとどっちがお得か比較しようとしたところ、、、


なんと、職場の保険、幼稚園の保険、自動車保険とすでに3つ保険に個人賠償保険が含まれていました💦オプションにせずとも付いているものもあり、今回きちんと見直しました。数百円ですが、ちょっともったいないことをしました…


以上、火災保険についての感想でした。


地震保険については次回書こうと思います。