貧しいカッパの家づくりブログ~地元工務店で建てる

ごく庶民的なサラリーマンがマンション売却~土地探しからの戸建購入に至るまでの変遷

建築条件付の土地 (各論) その1



ある時、カッパの実家の近所に割安の建築条件付土地が出ました。しかも東南角地で、道路との高低差はほとんどなし。日当たりがよく、道路幅は6m。100坪の土地を50坪ずつに割ったところでした。


不動産屋に電話して建築会社を確認したところ、最近よく看板を見かける地元工務店でした。元々興味を持っていた工務店だったので、早速工務店を訪ねました。


建築条件付土地の仲介は不動産屋がやっているので、購入するときは不動産屋を介さなければならないとの説明がありましたが、その建築会社の工法や他の施工事例を見せてもらいました。


木造在来工法でしたが、屋根や外壁、断熱材は問題なさそうでした。

ただ、耐震性の話をすると、「2相当です。」とのこと。耐震性で「相当」と言われるのはよくあり、住宅性能評価を申請すれば等級がとれるけど、申請しない場合に「相当」と言うことがあります。

しかし、2というのが気になりました。カッパは3がよかったので、「3にして欲しい」と言うと、「壁量計算次第だからできるにはできるが…」と微妙にぼかします。カッパとしては少し不安になりましたが、まぁ3になるように設計してもらえばいいと考えました。


他に、もう少し安くしようとすると、「この土地の場合は、モデル例で示している価格が最低額になるから無理」とのことでした。特に高すぎる訳ではありませんが、土地を割り引いている分、建物でその分まで利益を出さないといけなくなり、最低額の設定があるのかなと思いました。まぁ、なるほどね、という感じです。


幸いカッパが土地に興味を示していることから、社長さんが不動産屋に電話して、一旦受付を止めてくれました。手付も払わずにそんなことしてくれるのは建築会社の持っている土地ならではだと思います。


その後何度か土地を見にいきました。昼、夜、雨の日と何回か見にいき、カッパはその土地を買うことに決めました。


不動産屋に電話して、「週末に契約しに行きます」と言った次の日。。



嫁カッパが発見します。



「ここ大規模造成盛り土だよ」



そう、大規模造成盛り土の記事で書いていた土地がここだったんです。


盛り土の記事で書いたように、盛り土は調べてみると色々と問題ありだったので、結局不動産屋さんにお断りしました。


それから半年経ちますが、まだその土地は売れていません。盛り土なんてわからないような土地ですし、すぐに売れるかなと思っていましたが意外です。未だに売れていないかを確認してしまいます。