貧しいカッパの家づくりブログ~地元工務店で建てる

ごく庶民的なサラリーマンがマンション売却~土地探しからの戸建購入に至るまでの変遷

建築条件付の土地 (各論) その2



前回は既存の住宅地に売り出された建築条件付土地について書きました。今回は大規模な分譲地です。

地元の住宅販売会社が手がける分譲地で、10年かけて合計200区画余を分譲するというまさに街づくりです。

カッパが今住んでいる家からも近く、よく利用するエリアでしたので、見にいってきました。


土地や建物の大きさは十分、街並みにも綺麗でした。費用は外構、諸経費込みで予算を300万ほどオーバーでした。


統一的な街並みするということで、外構のテイストは指定があったりして、金額もほぼ決まっていました。

そういったデベロッパー側の取組により綺麗な家並みになっていました。


ただ、家のつくりは、オシャレですが、普通の建売と同じレベルかなと感じました。耐震性は基本的に2相当。窓の大きなモデルハウスは耐震1でした。


外壁は標準で、サイディング、塗り、A化成のパワーボードが選べました。パワーボードを選ぶ方が多いようでした。


結局、金額の割に家はそれほど良い仕様とは言えず、また土地もさほど評価が良いとは言えませんでしたので、候補からは外れました。


営業マンと話していて感じたのは、新築マンションを買うときとよく似ていたということです。


区画を選んで、間取りを選んで(自由設計ですが)、仕様を選ぶ、という流れや、周辺エリアの案内がマップ化されてわかりやすくPRされているところ、ノベルティが充実しているところなど、そっくりだなぁと感じました。


営業マンも土地については区画ごとの日当たりくらいは説明しますが、盛り土か切り土かとか断熱材は何かとかはこちらから事前に聞いておいて、調べてもらわないと出てきません。カッパは予約時に聞きたいことリストを書き連ねた気持ち悪いメールを送っていましたので詳細を教えてもらえました。



総じて言えば、注文住宅を建てるつもりで性能を中心にしっかり調べている人からすると、重視しているポイントが違うなーと感じるかもしれません。また建築家が建てるようなデザイン重視の人からしてもちょっと違うかもしれません。

マンションにするか戸建にするかを迷っている人が、戸建を検討するのにちょうどいいと思います。土地を一から探し、工務店を選ぶことに比べれば、はるかに簡単に家を建てられます。


総論で書いたことと関連させれば、まさに住宅販売会社を信頼する買い方になります。