貧しいカッパの家づくりブログ~地元工務店で建てる

ごく庶民的なサラリーマンがマンション売却~土地探しからの戸建購入に至るまでの変遷

土地探し(空き家編) その2

カッパが空き家(推定含む)の多さを感じた住宅地の傾向としては、道路幅が狭い、敷地も狭いなど、なんとなくせせこましい印象のところです。あるいは駅や主要道路から割と離れているところでした。


おそらくそういう地域の場合、子世代が引き継ぐほどの魅力が少なく、かつ、買い手も少なく売りにくいという理由で空き家になっているのかなと感じました。

逆に高級住宅地のため敷地を分筆できず、高すぎて売れ残っている空き家もありました。


なので、カッパは、今後も比較的空き家が増えにくそうな住宅地はどこかと考えながら土地探しをしました。


今後人口減少が進んでも東京一極集中は変わらないと思います。するとますます地方の若者~中年の人口減少が加速し、反対に高齢者数はどんどん増えます。この辺りは最近よく言われていることです。


では住宅地はどうなるかというと、おそらく、(1)新しい住宅地、(2)古いけど生き残る住宅地、そして(3)古くて捨てられる住宅地に分かれるのではないかとカッパは思います。(東京などの大都市は除きます。)


まず(1)について

カッパの住んでいる県でも、これだけ空き家があると言われているのに新しい分譲地がどんどんできます。

カッパは分譲地も検討しましたが、個別に土地を買って家を建てるのと比べると、住宅会社の分譲地の場合は、実に簡単に家が買えます。新しい分譲地は、戸建新築ニーズに叶うし、区画ごと新しくできるため無電柱化や遊歩道など綺麗な街を整備できます。今後も山を切り、谷や池を埋めて新しい分譲地が作られていくと思います。


(2)と(3)について

では古い住宅地はどうか。駅から遠い、主要道路から離れている、接道環境が悪い、など新しくその土地に住む魅力のない住宅地は空き家だらけになってしまうでしょう。


逆に道が広い、近くに店が多い、駅へのアクセスが良いなどの条件がそろうと、入れ替わって住むニーズに応えることができる土地として評価されるのではないでしょうか。

書いてみると当たり前のことになってしまいましたが、限られた予算の中では土地を探す粘り強さが必要でした。

カッパ家では主に嫁カッパが頑張ってくれましたが✨


将来のことを見極めるのはとても難しいですが、住もうと考えている街のこと、住宅地のことをじっくり見て、よく知ることが、私たち住宅購入者に必要だと考えます。