貧しいカッパの家づくりブログ~地元工務店で建てる

ごく庶民的なサラリーマンがマンション売却~土地探しからの戸建購入に至るまでの変遷

ローコスト住宅は大丈夫か? その1


これまで大手HM、中堅HMについては一通り書いてきました。カッパはこれら以外にローコストメーカーや地元工務店を検討し、最終的には地元工務店と契約しました。


大手HMの場合、「変なものは作らないだろう」とか「アフターサービスがしっかりしている」とか「保証が長い」とか、一言で言えば『一定の安心』があります。カッパが中堅HMと言っているところでもその辺りはあまり変わらないかもしれません。

大手HMでも欠陥住宅と言われるものがあるように聞きますが、カッパが話してきた営業マン達を見ていると、仮に施工不良があったとして、彼らが急に知らんぷりするとは思いません。


さて、ローコストや地元工務店の場合、その辺りの安心感をどこに求めたらいいか。結論から言えば、その会社それぞれ。施主が自己責任で考えるしかない、ということになります。

(お金を払えば第三者による完成保証というものもあるようです。)


ではカッパの場合はどう考えたのか、を書いていきます。これから家づくりをする方に多少の参考になればと思います。


カッパが注目したポイントとしては、主に施工内容、施工技術、経営状況の3点です。


まず、施工内容ですが、カッパは大手HMで一通り話を聞いてきましたので、一応の知識を得られました。加えて本やネットで調べた知識。これらで、普通の戸建住宅についての基本的な施工内容と価格の相場がわかるようになりました。

例えば、基礎は何か、断熱材は何か、構造材は何か、屋根は何かといった工法や材料のこと。あるいは断熱材や外壁の厚さはどうか、窓はどうか、外壁のコーキングや屋根は何年持つか、といった仕様や程度。

これらはHMによって異なりますが、同じ材料でも厚みが違うとか、少しグレードがちがうとかがわかるようになります。当たり前のことですが、材料の質は値段に比例します。


意外ですが、これらのことを聞いても、すぐに答えられない営業マンもいます。


営業マンの経験にもよるので、きちんと調べて答えてくれさえすれば、別に即答してもらう必要はないのですが、たまにボカす人やこっちが知らないと思って適当なことを言う人がいます。そういう会社はそれだけで疎遠になりました。


家づくりは沢山のことを頻繁にやりとりして決めていきます。こちらの言っていることをちゃんと理解できているか、こちらの話に誠実に対応しようとしているか、というのは一番大切なことだと思います。まぁ、これは家づくりに限らず、仕事一般にそうだと思いますが。


結局、そういった工法、材料、仕様などのやりとりを通じて、その会社がどれだけの施工内容をいくらでやろうとしているのかを掴んでいきます。と同時に担当者の質も探っていきます。


大手HMとの大きな違いは、「担当者変えてくれ」がほぼできないこと。すぐに社長と話ができる反面、考え方が合わない場合は、その会社の他の人とも合わないと思います。


(つづく)